錆びる-2
さいたま市北区 宮原町の個別指導塾Wake Up三宮です。
前回「錆びる-1」に続けて書いていきます。
勉強をしているとき、頭をいかにフル回転させているか。そこが重要だという話を書いてきているわけですが、実はそんなに難しいことではありません。
皆さんが普段、買い物をしているときどこで買おうか、どちらを選ぼうかなど、迷っているようなときがあると思います。これ、結構アタマをフル回転させているんですよ。だって、損したくない。1円だって安いほうがいいとか、買ってから後悔したくないとか、とにかく真剣に考えているでしょう。
別に何か特別なことをしなければならないような話ではないんです。
普通に一所懸命に考えていればいいだけのことです。しかし、それが出来ない生徒はいます。そして、頭を使っていないからどんどん錆びていく。フル回転の速度が遅くなってくる。これが一番マズイ。。。。
特に小学生はこのことがとても大事です。
なぜなら、大体12歳くらいで脳の良しあしは決まってしまうからなのです。
だから、生まれてから12歳くらいまでに徹底して鍛える。これが真の英才教育なのだろうと私は思います。
この12歳までの年齢で、考える癖、考え抜く癖をつけさせる。これをやりましょう。
どうしたらよいか?自分で何事もさせてみるのです。
親の手助けは最小限にとどめ、何かやらせてみることです。
一方、何かしようとするときに、面倒くさがる子は困りもの。これは伸びない典型です。
勉強も面倒くさいことなのですから、これに耐えうる地頭を作っていかなくてはうまくいきません。面倒でも考えることができるようになっていれば、少々のことはやり抜くことが出来ます。面倒くさがる子は、そもそも頭をフル回転させようとしないのです。
この記事を読んだ中高生の親御様。
この頭の良しあしという話においては、申し訳ありませんが正直もう遅いのですよ。お子さんのそれはすでに大体決まってしまっています。
だから、今は、努力をさせることが出来るかどうか。もっと簡単に言えば、机に向かわせることが出来るかどうか、そこにかかっているのです。
でも・・・・大丈夫。その努力さえ続けられれば、全国トップにはなれなくても学校で上位に食い込むことくらいは、できます。絶対にできます。
だから、そこをやっていきたいのです。やっていきましょう。
小学生や幼稚園のお子様であれば、どうぞいろんなことに挑戦させてください。多人数での遊びも重要です。他者との間合いを取りながら自分が最大に楽しめるように自然と工夫するようになります。また、他者への気配りができるようになる。細やかな心を持つことが出来るようにもなるでしょう。このようなことであっても、頭をフル回転させて無意識のうちにも考えているのです。
「思考力」だの「論理力」だのいろいろ言われている昨今ですが、要するに、ボーっとさせない、真剣に考えるくせをつけられるかどうかだと思います。
錆びない頭。これをぜひ作っていきましょう!