第93回箱根駅伝

第93回箱根駅伝

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正月と言えば、初詣と箱根駅伝が私の基本。
自分が陸上の中長距離の選手だったこともあり、駅伝やマラソンは大好きなのです。

今年の箱根は青山学院大学の3連覇と大学駅伝3冠の達成なるか?と注目されたわけですが、終わってみれば青山が余裕の勝利。他大学のさらなる奮起が期待される結果でした。

箱根にがぎりませんが、駅伝という競技は、団体戦である一方、個人戦でもあるという、ほかにあまり類を見ない競技です。箱根で言えば、各大学の出走選手は10人。10区までの区間、一つ一つは1人ずつで競います。走るときは一人ですから、個人で5000Mや1万Mの競技に出るのと別に変わらなくて、自分の区間をさっさと速く走ってくればそれで役目は果たせるように思えます。

 

しかし、駅伝ではそうは問屋が卸しません。
「前の区間で順位を落とした。ここはお前に託すぞ!」
「順位を上げて復路を楽にしよう。前半で捕まえろ!」
「〇〇に追い上げられている。ペースを上げろ!」
大学の「看板」を背負って走るのですから、大変なプレッシャーがかかります。

このプレッシャーの中、普段通り、あるいはそれ以上の走りを期待されるわけですが、どんなトレーニングをしているのでしょうか。青山学院と他の大学の違いは何なのでしょう。

 

おそらく練習量は大差ないでしょう。青山学院が体幹トレーニングを強化したことは有名ですが、スピードや持久力をつける練習自体にそんなに差はないだろうと思います。
ただ、インタビューなどを聞いていて思うことは、青山学院は大学内の競争が非常に激しいということ。寮生活をし、一見皆仲良く暮らしているように見えて、内心はメラメラと燃えている。

 

原監督という人はそこの動機づけがとてもうまいのだろうと思います。外面はチャラくても、中身は熱い!そういうのがかっこいいのだと常々教えているのでしょう。
寮やグラウンドを出たら、華やかにしていろ。その分、見えないところで泥臭くコツコツ努力をしよう。原監督自身も表舞台ではいつも笑顔でいる。しかし、誰よりも選手を育てることに心血を注いでもいる。とても良い循環ができているように思います。

 

今後の箱根駅伝に関して私が持つ興味は「青山学院の時代があと何年続くのか?」です。
というのは、過去25年くらいの優勝校は3~5年周期で黄金期を終えている傾向にあるからです。青山の前は東洋、その前は駒澤、その前の数年は毎年のように優勝校が変わっていて、90年代前半は山梨学院、バブルのころは大東文化。どこも5年前後で力が落ちてきます。青山の時代はこれらを凌駕できるのか?来年以降も目が離せません。

 

また、個人的には駒澤大学が気になります。過去20年間で優勝6回、2位が8回と抜群の安定感のある同大学が、今回は9位でした。シード権は確保したものの惨敗と言っていい結果です。
同大の大八木監督という人は、社会人ランナーを経て24歳で駒澤大学の夜間部に入学し、昼間は働きながら、箱根を走ったという苦労人。これまでも何人もの著名なランナーを世に送り出しておられます。1年後の復活を願ってやみません。

 

箱根駅伝の名将たちの研究、面白いですね。またいつか、何か書きたいと思います。

 

 

 

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