志望校合格へのイメージづくり①

志望校合格へのイメージづくり①

私立高校受験まであと約100日です。

埼玉県の私立高校合格には独特のナラワシがありますので、受験当日の試験の出来・不出来はさほど気にする必要はないのですが、さりとてどうでもよいわけではありませんし、受験勉強という枠にとらわれず、高校入学まで少しでも学力を上げておくことは、非常に大切なことです。

今日は、私立志望校合格の目安となる偏差値にあと「5」足りない受験生、あと「5」上げたい受験生を例に、これからの取り組み方を考えてみます。

偏差値を「5」上げたい。10や20とは言わないから「5」だけ上げたい。おそらくそこらじゅうの受験生が今、こんな気分ではないでしょうか。では、どうすればいいのでしょう。皆同じような気持ちでそれなりに努力しているわけですから、普通に勉強したところで、偏差値はそう上がっていくものではありません。では、寝ないで勉強すればいいのでしょうか。。。

 

今、盛んに模試や校長会テストなど受けているかと思います。
あなたは5教科で偏差値を5上げたかったなら、何点取ればよかったのか検証していますか?
最もメジャーである北辰テストで考えてみましょう。このテストの平均点はおおむね500点満点で240点~250点くらい。学校の定期テストは平均300点前後かと思いますので、「難しい」と感じる生徒が多いのは当然であります。
さて、あなたが何点だったかは分かりませんが、模試の結果を見て「あと偏差値5高ければな。」とがっかりしてそれで終わりではないですか?さすがにそんな人はいないかもしれませんが、「しっかり頑張るしかない!」「こうなったら死ぬ気でやるぞ!」などと気合を入れなおした「だけ」の人が大半ではないでしょうか。

そういう人は「5」とか「10」というレベルで成績アップすることはまずできないでしょう。
なぜなら、「具体策がない」からです。

 

模試を受け、結果が来たらその偏差値や志望校の合格可能性判定に一喜一憂して終わりでは、模試を有効活用できているとはいえません。最低限次のことをやってください。

志望校合格ラインまで、あと「何点」取らなくてはならなかったのかを調べる。ただし、このデータは受験生には開示がされていませんから、塾の先生に大体の目安を聞いて教えてもらいましょう。ここでのポイントは、偏差値を幾つ上げれば、ではなく、点数ベースで考えることです。

②①が分かったら、その点数を取るためにはどうしていればよかったのか、科目ごとに検証するのです。
たとえば、5教科合計であと40点取れていれば合格圏だったと仮定します。では、自分が得点できなかった問題の中で、ケアレスミスなども含め、あと少しで解けたかもしれないとか出題の意図を勘違いしたために間違えたとか、努力次第では何点か取れていただろうというものがあるはずです。そういうものが何点あったか、難しすぎて全く歯が立たなかったものが何点あったか、それらを仕分けします。

長くなってきたので、2回に分けます。②へ続きます。。

 

 

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