Just a little change
・・・Just a little change Small,to say the least Both a little scared Neither one ・・・
何という曲の歌詞かすぐにピンときた方は、かなりの洋楽好きか、映画好きか、ディズニー好きか、まあそんなところではないでしょうか。「美女と野獣」映画素晴らしかったですね! エマ・ワトソンがとってもチャーミングでした。
さて、ほんのわずかな違い、かすかな変化。これが今日のテーマです。
成績を上げたい、そんなとき皆さんはまず何をするでしょうか。
今日から毎日3時間勉強!問題集を10冊やる! 壮大な計画を立てたくなるものですよね。
それらを否定はしませんが、果たしてできるのでしょうか。続けられるのでしょうか。
それよりも、まずは本を開いてみようじゃありませんか。ワークを3問だけ解いてみようじゃありませんか。5分だけ机に向かってみようじゃありませんか。漢字を3個でいいから書いてみましょうよ。
小さなことでいいのです。今までやっていなかったこと、やれなかったこと、たくさんあるでしょう。
完璧に準備して大きな成果を上げようとするからできないのです。腰が重たくなるのです。
ちょっとだけやるのです。ゼロよりましだと思うのです。
東大生の勉強法でも紹介されていたこの方法。なかなかいいですよ。
私自身もいろんなことをやりたがる方ですが、ゼロが続くとイライラしてきます。かといって、1時間も2時間もやろうとするには時間がなさすぎる。。。だから、ちょっとだけよ~加藤茶の精神です!!(子供の時よく見てましたねー(笑))
ご家庭では、お子様のこのJust a little changeに気づいたら、さりげなく声をかけてみてください。
「あれ、今日はどうしたの。」「いつもと何か違うわね。」しつこく言わなくていいのです。一言、お母さん気づいてるよとわかる程度でよいでしょう。性格によっては逆効果になる場合もないとは言えませんが、気づいてくれてるとわかることによって、お子さんは背中を押された気分になっているはずです。あとはその滑り出しを大切にして、徐々に勉強時間が伸びていくと信じて待ちましょう。
本当に5分でやめてしまった。でも、「もうやめたの?」「なに、それだけ?」は絶対に抑えてください。
何しろ、このお話は「美女と野獣」の話ですからね。対極にあるものが少しずつ思いを寄せていくという美しい物語なんですよ。
焦ってはいけません。いつか美女が野獣を好きになるのです。
美女=お宅のお子様、野獣=勉強すること。
最初は嫌いに決まっています。その思いが少しずつ変化していくのです。人は変わることができる。
この曲 Beauty and the Beastの歌いだし。
Tale as old as time・・・太古からの物語。
太古の昔から・・・・人は変わることができる、のです。さあ、信じて待つのも親の役目。見守りましょう。