個の力

個の力

今から36年前、その人はテレビから姿を消しました。その美貌、色香、歌声に世の男性、いや、老若男女みな魅了されました。

この人が引退直前に出演した某テレビ番組の映像を、最近見ました。私以上の年齢の方々はうなづいていただけると思いますが、いやーやっぱり美しい!当時21歳。中学2年生でスター誕生というオーディション番組に出場し、その後すぐにデビュー。花の中3トリオの一人として7年半活躍しました。

 

そう、山口 百恵 ですね。

 

この番組を見ていて思ったことがあります。
それは、その番組には当時の人気歌謡曲歌手がほぼ全員出ていたと思いますが、ピンクレディ以外すべて「ピン」つまりソロの歌手だということ。

 

今の芸能界でソロ歌手として活躍している人は数えるほどしかいません。なぜなのでしょうか。英米でもまだまだソロ歌手のトップスターはたくさんいます。歌謡曲自体の需要が減ってしまったことは否めませんが、それにしても「ピン」で勝負できる逸材が少なくなったのでしょうか。

 

私が開塾した背景に少子高齢化の現代社会があります。幸いこの塾の周りにはたくさんの子供たちが住んでおり、子供の声を聞かない日はありませんが、日本全体に目を移せば笑えない現実が存在します。今の中学生、小学生が大人になったとき、どんな世の中になっているでしょうか。

 

おそらく人手不足は深刻化しており、職や会社の規模を選ばなければ仕事を探すこと自体に苦労はしないでしょう。逆に企業にとっては優秀な人材の争奪戦がますます激化することは間違いないと思われます。そのころの企業がどのような尺度で人材を選ぶかはわかりませんが、現状はやはり学歴重視です。それが分かっているから少しでもいい学校に子供を入れようとする。そんな事情からなのでしょう。近年の私立高校には「特別進学」等のコースが大抵設置されるようになりました。

 

もちろん、この塾も一義的には生徒の成績アップを全力でサポートしていきます。そのことで、他の塾に引けを取るつもりはありません。特に弱点克服はお任せいただきたい。。
ただ、私が思う本来の教育に関する方向性は「個の力を伸ばす」ことにあります。小学校低学年でお預かりするのならともかく、小学校高学年や中学生であれば、各ご家庭においてそれまで力を入れて取り組ませていたものが何かあると思います。そして、それが花開き始めるのもこのころです。特技と言えるようなものがあるのであれば、それは将来性に結びつけられる可能性があるわけです。逆に、単なる趣味程度であり、あくまでも勉強して学力で突破していってほしいというのであれば、あれこれ忙しいのですからすぐにやめさせるべきです。

 

「個の力」これをどうぞ高めていってください。そのためにできることはしてあげましょう。他人を凌駕する力を持つことは人生のアドバンテージになります。それが勉強に関することであってもなくても、人より秀でることの大変さと気持ちよさを体感することが、お子さんの成長に欠かせない体験になるのです。ある時は悔し涙を流すでしょう。ある時はガッツポーズで叫ぶでしょう。その一つ一つが、大人への大事なステップです。

 

私が山口百恵の歌を欠かさず聴くようになったきっかけは
「夢先案内人」を聴いてからでした。
「月夜の海に~」「三日月模様~」「月は光を~」
これら「月」を歌いだしに使った歌詞とやさしく都会的な曲調がとても好きでした。あ、「ロックンロールウィドウ」のウィドウって、未亡人という意味なんですね。。。

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