高校受験終了とともに現れる難敵
3月1日、県下144校の公立高校の入試が行われ、4万5千余名の受験生がこれまでの勉強の成果をぶつけました。
結果は3月9日に発表されます。受験生諸君、まずは少し骨休めをしてください。そして、ここまで見守ってくれたご両親や家族に感謝の気持ちを伝えられたらいいですね。そんな数日を過ごしてみるのもいいと思いますよ。
しかし、皆さんにあまり時間はないのです。3年後には高校へ進学した人の約6割は、大学受験をするわけですね。
表題の難敵とは、大学進学や大学受験のことではありません。でもそれに関係することです。
答えは「中高一貫校生」です。
皆さんの周囲にも、中学から地元の中学ではなく、私立や公立の中高一貫校に進学した人たちがいると思います。
大学受験では彼らもライバルになります。今までは、彼らは北辰テストなど受けていませんからどのような状況かわからなかったと思いますが、皆さんの遥か先を走っています。皆さんがのんびり過ごしてきた3年間とは全く異なる3年間を過ごしてきています。英語なんかもうペッラペラですよ。数学だって、高校範囲をかなり消化していますから、これから高校数学の難しさに直面することになる皆さんとは立ち位置が全然違います。
そのような人たちと3年後の大学受験では戦うことになるわけです。もうお分かりですね。
ゆっくりしている暇はない・・・・です。
逆に、如何に高校でロケットスタートできるか、この春がとても大事になります。
英語も数学も先取り大いに結構。合格した暁には高校から出される春休みの宿題でも、高校範囲の一部を勉強してくるように言われると思いますが、高校レベルは中学レベルよりぐっと難易度が上がります。もたつくとすぐに置いていかれますよ。
このように内容が難しくなるうえに、中学時代に戦わずに済んでいた強力なライバルが登場するのです。
中3生にはわからないと思いますが、大学受験の方がはるかにしんどいですよ。
だから、いつも言っていることになりますが、
先手必勝!
当塾では、高校数学や高校英語も学習できます。良いスタートを切りましょう。
これからが実は本当の勝負だということ。このこと後で分かってくると思います。お気張りやす!