教えてもらっただけで満足するな!
生徒というのは、先生から勉強を教えてもらう立場です。
皆さん、学校で授業を受けて新しい知識や考え方を学んでいきます。
皆一緒に授業をしてもらっているのに、テストをすると差が出ます。なぜでしょうか。
教えてもらったときは、真剣に聞いてさえいれば大体のことは、皆わかるでしょう。
仮にわからなかったとして、それを当塾のような個別指導塾等で教えてもらい、今度はわかるようになった。
あー良かった、これで安心・・・なーんて思ってはいないでしょうか?
ここが、差がつくポイント。
これで安心・・・ではなくて、教えてもらったあとに生徒自身がやらなくてはいけないことがあるでしょう?
それは、「自分を疑ってみること」。
疑う、つまり、本当に自分は理解したのか?できるようになったのか?ということ。
学校から帰って、塾から帰って、教わったことが身についているか、ワークや問題集に当たってみる。
これを自宅でやっているでしょうか。。。帰ってきて、テレビ見て、ゲームして、ラインやって、そして寝てしまってはいませんか?
いやいや、それはやっていますよというあなた。
では、問題にあたってみて、そこでスラスラできたとします。それで安心して大丈夫ですか?
数日後に再度やってみる。そこでもスラスラとできたか、パッと思い出せたか?
勉強とはこの繰り返しなんです。
人間だれしも覚えたことは忘れていきます。忘れてよいこともたくさんありますが、学校で習うことは忘れないようにしなければならない。
放っておけば、すぐに習う前に戻ってしまいます。
さらに、テストで点数を上げるためには、瞬間的に答えや解法が浮かんでくるようになるまで「訓練」しておかなければなりません。テストには制限時間というものがあるわけですから、時間がかかって解けたとしてもそれでは点数にはつながらないのです。
以上のことから、テストの点数アップを目指し、学校や塾で教わったことをガンガン回していきましょう。
その時、ワーク等をただ端から端までやるだけではなく、問題に色分けをしておくのです。
〇(または無印)=簡単にできる、もう絶対大丈夫!
△=できたことはできたが、何回か繰り返さないと忘れそうだな・・・
×=できない、難しい、わからん!
このような印をつけておくなどして、2回目、3回目を効率よく回しましょう。△や×のところを徹底して繰り返すのですね。
さて、ここでまた一つ問題が・・・。
上で述べた「自分を疑い」&「回す」ところまでも、塾の先生に頼る生徒がいます。
つまり、「先生から疑ってもらい」&「回してもらう」わけです。
私はこれをやりたくはありません。でも、やっている塾もあるでしょう。むしろ、それ中心にやっている塾もあるでしょう。これって、塾の思うつぼですよ。
だって、問題だけ与えて放っておけばいいのですから。塾側から見れば、こんな楽なことはありません。
でも私が言いたいのは、商売のことではなくて、その生徒の姿勢や考え方がダメだということ。
自ら反省し、改めるべきところは改める。
中学生くらいになったらそれくらいのことは、自分でやれ!!
ってことです。何でもかんでもおんぶにだっこ。そんなんじゃあダメです。
自立した学習ができて、初めて生徒の人間としての「伸び」が出てくるのです。
そんな成長をしていってくれる生徒を1人でも多く育てたい。
そして、社会に大いに貢献してもらいたい。
ここWakeUp!の原点はそこにあります。自分で回せる人に早くなりましょう!