私立大学 入学定員厳格化

私立大学 入学定員厳格化

私立大学の入学定員充足率の厳格化をご存知でしょうか。
大学入試を控えた、またはここ2年くらい大学受験生がおられたご家庭ならご存知かもしれませんが、あまり知られていないように思います。
今回はその概要をご紹介します。

 

約3年前、2015年に報じられた文部科学省のこの政策は、「地方創生策の一環」と言われます。大都市圏に学生が集中しがちで、地方の大学に学生が集まりにくい現状を変えていこうというのが目的のようです。
この政策の要点は、定員8,000人以上の大規模大学において私学助成金を不支給とされるラインが、従来の定員の120%以上から110%にまで段階的に引き下げられるというものであります。(中規模大学や小規模大学にも別途基準があります。)

 

これに対応するため、現に大都市圏の私立大学が合格者数を減らしているのです。まだ2018年度の結果は判明していないので2017年度のデータになりますが、2015年度と比べると、早稲田大学や法政大学でそれぞれ2,000人ほど一般入試合格者数が減っているという現実があります。

これにより、特に難関大学と言われる私学の難易度が上がっているのではないかと言われています。そして、それに伴って、受験生の層が少しずつ難易度が低めの大学に降りてくるため、難関クラスの少し下のランクに位置する大学にも影響が出ているのではないかと思われます。

私立大学受験を考えている受験生にとっては、この動向・影響はもはや無視できないものとなっています。今、中学生の年代にも影響必至の政策ですので、少し先の話ではありますが、ご家庭でも関心を持っておいた方が良いでしょうね。

当塾でも2018年度の入試結果も注目していきたいと思います。

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