小学英語、どうなる?①
2020年。あと2年後。東京オリンピックですね!
ここではもう一つ、大きな変化が予定されている教育改革について触れましょう。
大学入試センター試験が2020年度(2021年春の入試)から生まれ変わることはご存知ですか。
これまでの基礎知識、基礎学力を問うことを中心とした内容から、思考力・判断力・表現力を問う内容を一定の割合で問うように変わります。また、英語ではいわゆる4技能をすべて問う試験が民間の検定試験などを利用しながら実施されるようになります。「読む・聞く・書く・話す」これが4技能です。この4技能の獲得に向け、現中3生からはこれまで通りではない大学受験対策が必要になるでしょう。
さて、今回のお話は少しそこから離れますが、大きく、まずこのような入試の改革が予定されていることはご認識ください。
そして、学習指導要領も改訂がなされ、教科書やカリキュラムが変更されるのも2020年度からということになるのですが、小学校の英語については、少し前まで2018年度から「先行実施」と言われていたのです。ざっくりと言ってしまえば、小学5、6年生の英語が教科化されるということです。教科化されると言うことは、通知表に国語や算数と同じように評価が掲載されるということです。
しかし、最新情報では先行実施ではなく、2020年度の本格実施に向けた「移行措置」期間ということになりました。2018年度からその移行措置期間が始まります。全国一律の内容ではなく、各自治体によって対応が分かれることになったわけです。当塾がある、ここさいたま市もどのようになるのか注目されています。
教科化はまだだとしても、気になりますのは求められる英語力です。今でも小学校では外国語活動等は実施されていますし、ことにここ、さいたま市は「グローバル・スタディ」と銘打って、
・より実践的な学習により、4つの技能をバランスよく指導。
・伝統や文化への誇りをもち、グローバルな視野をもつ生徒の育成。
を行ってきました。
他の自治体よりはかなり進んでいる印象です。それがどう変わっていくのか。気になりますね。
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