小さなゴールを決めよう!
定期テスト対策に限らず、何かをある期限までに達成しようというとき、「目標」を決め、その達成に向けた「計画」を立てることが重要です。各生徒の通っている中学校が定期テスト前に学習計画を立てさせているのも当然の指導だと思います。
今日は3連休の最終日。当塾生も1日最大12時間自習可能にした教室を活用して、各自の目標に向けた勉強をしています。
ところで、大体試験2週間前に立てるよう学校から指導されている「計画」ですが、試験日数日前の今、計画通りに進んでいるでしょうか。
自分の例を思い出せば、中高生のころ、立てた計画をその通り進められたことなど一度もありません(汗)。さらに言えば、計画の数日後にはもはやその計画表すら見なくなってしまう。。。
はい、そこのあなた!わかっていただけますよね。
そもそも2週間前に考えることというのは「今度こそ〇〇点を取ってやる。」「今度こそ〇〇位以内に入るぞ。」などと高い目標になり、壮大な計画になりがちです。例えば、1日に3ページしか問題集を進めたことがないくせに「毎日10ページやる! 」とか、あれも、これもやるとか。。。
では、どうすればよいのでしょう。
1.無理な計画を立てない。
2.計画が狂ったらすぐにリスケ(=修正)を行う。
まぁ、基本的にはこの二つしか対策はないと思います。
しかし、それより毎日もっと心掛けてほしいことがあるのです。
それは
「今日のゴールを決めること」です。
例えば、今日のように塾に自習に来た場合「何時から何時までやったら帰る」というよりは「今日は英語のワークを〇〇ページまで絶対にやる。終わるまでは帰らない。」「試験範囲の漢字と英単語、全部書けるようになるまで帰らない。」というように、今日到達すべきゴールを決めるのです。午前中に〇〇を終わらせ、午後は〇〇まで終わらせる、などこれからの一日をしっかりイメージするのです。
このような小さなこと、目の前のことをコツコツやる。必ずシュートを放ちゴールを決めてから終わる。
このことをきっちり守って行けば計画は進んでいくはずです。それを毎日積み重ねていけばいい。
少し前にプロゴルファーを目指す少年をプロが指導するテレビ番組で、古閑美保プロが「大事なことは小さいことをコツコツやること」と説明していたのを思い出し、今日これを書いています。
ま、そもそも定期テスト対策の計画を、2週間前に立てている時点で遅すぎるんですよ。2週間でそんなに勉強が進みますか?当塾が定期テストの1カ月前に目標設定と大筋の計画を塾生に書かせているのは、2週間では足りないと考えているからです。特に今回の中間は新人戦などが直前にあったわけで、余裕がないことは最初からわかっていました。
何事も早め早め、先んじたものが勝つ。これが王道なことは今昔問わず不変です。早めに計画することによって、毎日の計画も無理のないものにしやすくなり、結果的に計画倒れになりにくい。あとは毎日のゴールを決めるだけ。
さて、皆さんの「今日のゴール」は決まっていますでしょうか?